- 2010-01-06 (水) 22:50
- 書籍・文庫・新書
![]() |
精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける (シリーズCura) 中央法規出版 2009-06-17 by G-Tools |
Rating: 



映画『精神』の編集後記的内容。
色々な問題を提起しているが、どれもこれも考えてみれば当たり前のことのように思えてくる。
それだけ、自分たちが普段このような問題から目を背け、思考停止しているということだろう。
モザイクをかけていないこの映画をどう扱うか、メディアが逡巡している風景の記述がなんともリアルで、印象的で、象徴的だった。
こういう映画が評価されない、それ以前に、評価するかどうかの土俵にすら上がれない、という状況がいつまで続くんだろうなぁ、と思う。
「ドキュメンタリーは主観的作品」と断言してくれるからこそ、僕はこの映画や本の内容にリアリティを感じることができた。
次回作も既に撮影中とのことで、しかも被写体が平田オリザさんということで、それはもう期待せざるを得ない。
- Newer: ペリカン文書 アラン・J・パクラ
- Older: 時をかける少女 大林宣彦
